【小学生でも分かる】太陽フレアとは何か簡単に解説！生活への影響も

2024年5月13日

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最近ニュースでよく聞く「太陽フレア」が世間の注目を集めています。

太陽フレアの影響で日本でオーロラが見えたり、

太陽フレアで体調が悪くなったという人もいるらしいですが、そもそも太陽フレアってなに？

小学生でもわかるように「太陽フレア」とは何か、生活への影響も含め分かりやすく解説します！

この記事でわかること

「太陽フレアとは何か」小学生でも分かるように簡単に解説

太陽はもの凄く高い温度のガスでできています。

その中心は約1600万度。

その中でも磁場の力で熱を抑えているのが黒点。

この黒点が熱を抑えられなくなって大爆発が起きることが「太陽フレア」です。

この太陽フレアによって、

が地球に向かって放たれてしまうのです。

太陽フレアは小さいものは頻繁に起きてるそうですが、大きなものは11年周期で起きていてそれが来年の2025年になります。

太陽フレアが起きると、ガスやＸ線などの電磁波、そして電気を帯びた高いエネルギーを持つ粒子などが地球に向かってきます。

それが本来なら地球を囲む電離圏というのが電磁波から守ってくれているのですが、

大量の電磁波を受けてしまうと吸収するようになってしまってそれが通信障害が起きる可能性が出てきます。

放送や通信などに障害が起きる＝携帯（スマホ）なども大きな太陽フレアが起きると、電磁場の影響で使えなくなっていまします。

2022年総務省は、太陽フレア発生時の被害想定と対策をまとめた報告書案をまとめています。

それには太陽フレアによって起こる最悪の事態を想定したものが記載されています。

携帯電話の通信やテレビなどの放送が2週間、断続的に利用できなくなったり視聴できなくなったりするおそれがある

最悪の事態が起きれば、119番や110番などの緊急通信にも影響が起こりとても恐ろしい状況になってしまうかもしれません。

太陽フレアが人体に与える影響はないと言われています。

高い高度の場所を飛行するなどした場合は被ばくの恐れがあるとされますが、通常の生活では特に何も人体への影響はないとされています。

ただ、太陽フレアが起こると頭痛や吐き気などの症状が出る方がいるのも事実、どうしてなのか今後の科学の発展によって何らの因果関係が証明されるのかもしれませんね。

太陽フレアと災害、主にオーロラや地震などの自然現象との関係性はどうなのかを調べてみました。

オーロラに関しては今回世界各地で発生が報告されています。

▼オーロラ
大規模な太陽フレアによって大量に放出されたプラズマ粒子が地球の大気と衝突することで光を放つのがオーロラです。そのため、世界各地でオーロラを見ることができました。

今回の太陽フレアによって、石川県や北海道などでもオーロラが確認されています。

▼地震
太陽フレアと地震は関係がない

太陽フレアと地震の関係は科学的にも関係がないと言われています。

地震が起こるメカニズムと太陽フレアのメカニズムは全く別で、地震のような災害が起こることは科学的にはあり得ない。落ち着いて情報を見てもらえれば
引用：Yahoo!ニュース（北大学の土屋史紀教授）

過去に大規模な太陽フレアが発生したのはいつでどんな影響があったのかも気になりますよね。

日本では、日常生活が一変してしまうような大きな影響はないようです。

海外では過去、太陽フレアの影響がありました。

2022年にアメリカのスペースX社が衛星49基を打ち上げたのですが、太陽フレアによって約8割の40基が失われたと発表しています。
カナダではかなり大きな規模での停電
およそ600万人が９時間の停電被害に遭い、電気が止まったことで上下水道のポンプも止まり飲料水の汚染も起きてしまったそうです。交通網も止まってしまって、商品などを運ぶ物流も止まり大損害