小林製薬は倒産してしまう可能性は大きいのか気になるところですね。
小林製薬が倒産するのかしないのかと様々な意見をお持ちだと思いますが、今後小林製薬がどうなっていくのか将来性も含めて明らかにしていきたいと思います。
この記事でわかること
- 小林製薬が倒産すると言われる理由
- 小林製薬が倒産しないと言われる理由
- 小林製薬は今後どうなっていき、将来性はあるのかを予想
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小林製薬が倒産すると言われる理由
小林製薬は紅麹への対応を優先させる為に2025年新卒・中途採用を含めた全てた全ての採用活動を中止すると発表したそうです。
人材の採用を中止しこの紅麹対策を最優先とするという小林製薬には、倒産の危機はどの程度迫っているのでしょうか?
小林製薬が倒産すると言われている理由についてご紹介します。
理由①紅麹・紅麹原料の自主回収
小林製薬は、健康被害を訴えている人たちに対し補償の意向を発表しています。
更に紅麹の約30万部の商品回収や紅麹原料の供給先にも製品回収費用を負担するとしており、その費用は莫大な金額になると思われます。
大阪市は
・紅麹コレステヘルプ
・ナイシヘルプ+コレステロール
・ナットウキナーゼさらさら粒GOLD
こちらの3商品に対して回収命令を出していますが、製品番号やロット番号に関係なく全ての商品が回収対象となっています。
厚生労働省からも3商品に対して告知されています。
海外でも回収は進んでおり台湾では小林製薬の原料を輸入していた会社に紅麹を回収するように指示しており、小林製薬は補償や自主回収に約18億円をあてる考えを示しています。
理由②危機管理の対応の悪さ
小林製薬が倒産するのではないかと言われている理由の一つに危機管理の対応の悪さが指摘されています。
この二つだけ聞いても直ぐに動くべきだったのではないでしょうか。
初めの入院患者の報告を受けてから2カ月以上立ってからのことで、被害は確実に広がっていたと思われます。
では、小林製薬が歩むべき道はどのような選択だったのでしょう。
危機管理の模範とされるケース
危機管理の模範とされるケース「ジョンソン・エンド・ジョンソン社製の鎮痛剤「タイレノール」(1982年9月)があります。
1982年9月に鎮痛剤のタイレノールを服用した患者が次々と突然死を起こす事例が報告されました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンがとった危機管理の対応としては、
このタイレノールの突然死により多大な損害は受けましたが、上記のように消費者をとにかく救う行動を起こし、2ヶ月後には事件前の80%まで売上が回復したそうです。
このように危機管理の対応によっては企業への信頼の回復度合いもかなり違うと考え、小林製薬はこのような対応をしていれば被害を受ける人も少なくなっていたのではなと考えます。
しかし、今回の小林製薬の危機管理の対応の悪さに多くの人が混乱・そして憤慨しています。
小林章浩社長は、2月に決算発表を行ってますがこの時点で紅麹については触れていません。
亡くなっている方もいることを考えると無責任ではないかと言われても仕方ないと思います。
この一度失った信頼を回復するには、責任の所在をハッキリしそれ相当の企業努力が必要になると考えます。
理由③亡くなった人に加え、入院患者が急増
小林製薬が倒産すると言われる理由に亡くなった人に加え入院患者も急増し健康被害が甚大になってきていることもあげられます。
4月6日現在で5名の死亡が確認されています。
そして13名の医療機関受診者が一気に増え1120名となり、入院患者も196名となりました。
かなりの健康被害の人数が増えかなり深刻になってきています。
相談される人たちの人数も増え相談件数は4万5000件以上になっているようです。
日本腎臓学会が全国の医療機関から集めた情報のなか47症例を発表しました。
・66%が女性
・40歳〜69歳が約9割
・主な症状:倦怠感・食欲不振・尿の異常・腎機能障害など
・全症例:ファンコーニ症候群(尿細管に障害が起きて体にとって必要な成分も排出してしまう)
・1年以上前から摂取してるのは患者の4割
・短期間で症状が出た事例もあり
・紅麹を飲むのを中止するだけで腎機能が改善していく患者も多くいた
紅麹を飲むのを中止するだけで腎機能が改善していく患者も多かったということは、やはり早い段階での発表が被害拡大を抑える方法の一つだったことは確かなようですね。
小林製薬が倒産しないと言われる理由
紅麹の健康被害が甚大な状況になっていますが、それでも小林製薬が倒産しないと言われている理由についてご紹介します。
ビジネス評論家の山田修氏によると
小林製薬のキャッシュフロー残高は昨年末時点で596億円にのぼり、今後、被害が拡大して補償額などが増えても支払い余力は十分あると考えられます。
引用:Yahoo!ニュース
と言われています。
これはしっかりと小林製薬の有価証券報告書など財務データを吟味した上での結果のようなので、資金的には大丈夫であるという味方もあります。
それ以外にも小林製薬が倒産しない理由としてあげられているのは次の理由です。
理由①紅麹成分での健康影響確認できず
小林製薬が倒産しないという理由の一つに
自見英子消費者担当相は、4月5日に紅麹成分を含んだ8製品を再検証した結果、「紅麹成分が健康に影響を及ぼすという報告はなかった」と発表されています。
また、厚生労働省からも小林製薬の紅麹原料を入手している173の会社からの報告によると
という結果が出ています。
今回の紅麹の健康被害は、特定の物質(プベルル酸)が意図せずに含まれてしまったことが原因ではないかと言われています。
このプベルル酸が健康被害の原因なのかはハッキリとはまだわかっていませんが、今回の紅麹成分に健康に影響を及ぼすことがないと報告されている以上、製品的にはある時期に製造された物以外は問題ないのではと考えられます。
製品自体に問題があったことには間違いないが解釈としては、ある一定の時期に生産された物に対しての健康被害となるので、今後の対応を間違わなければ小林製薬は持ち直していくのではないかと考えられます。
理由②株価の動向
3月22日の紅麹商品の健康被害の発生と自主回収を始める発表をした後から、小林製薬の株価は一時暴落しています。
その後株主総会を開催、出席された方からは
「問題の把握から公表までが遅い。経営を刷新してほしい」
引用:MSN /読売新聞オンライン
「抽象的で、具体性に欠ける説明が多かった。危機管理が出来ておらず、優良企業と思って株主になったが、今は不信感しかない」
「経営責任について聞いても言葉を濁すばかり。人も亡くなっているのに認識が甘すぎる。経営陣は責任を取って辞めるべきだ」
「原因については『因果関係が分からない』の繰り返しで、納得がいかない。多くの人が入院しており、問題はまだ深いと思う」
という意見が株主たちから出ました。
ただ、一時期グッと下がった株価も現在は少しずつ戻ってきています。
株価の動向はまだまだ目が離せない状況ですが、少しずつ回復していることを考えると倒産まではないのではないかと考えられます。
理由③ファンが多い小林製薬製品
小林製薬が倒産しない理由に小林製薬製品の根強いファンが多いこともあげられるでしょう。
多くの人が小林製薬の製品を使っていたのは事実、かくいう私も偏頭痛持ちで気分的にスッキリできると冷えピタを常用してます。
小林製薬は今後どうなる?将来性は?
小林製薬は今度どうなっていくのか?一体将来性はあるのかですよね。
ハッキリ言うと危機管理は悪かったのは確かです。
しかし今後という意味では株価も少しずつ戻ってきて、紅麹の成分には健康の影響はないとなったので少し希望が出てきたのではないでしょうか?
小林製薬の製品はとても消費者に寄り添った考えのもと作られているなって感じるものも多く、これからも商品提供してほしいと願います。
従って小林製薬の今後についてですが願望も入れつつですが、
と考えます。
信頼を取り戻すことができたなら、会社としては企画力はかなり他社さんよりあると思うので社員さんたちの頑張り次第では挽回はできるのではないでしょうか。
少しずつ日々の生活に入り込んでる小林製薬製品ですが、無くなるのは寂しいですので続けてほしいと思ってしまいます。
まとめ
小林製薬は倒産の可能性大なのか、今後どうなって将来性はあるのかまとめてみました。
- 小林製薬が倒産すると言われる理由は、製品の自主回収による費用負担などの資金的なものや危機管理の悪さ、被害が拡大してること。
- 小林製薬が倒産しない理由は、紅麹成分が健康影響がないと発表、株価の動向、小林製薬製品のファンの多さなど。
- 様々な理由を考えた結果、小林製薬は倒産しないと予想。
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