タコハイ駅のNPO法人はASK!抗議した理由は?世間の反応も!

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サントリーの「タコハイ」と京浜急行電鉄がコラボして開催したイベントが、NPO法人「ASK」に抗議を受けていたのはご存知でしょうか?

地元の商店街の協力も得て町おこし的に盛り上がっていた『京急蒲タコハイ駅酒場』も抗議の対象になっています。

今回このタコハイ駅のNPO法人はASKが抗議した理由はなんなのか?世間の反応も含めて明らかにしていきたいと思います。

この記事でわかること

  • 京急蒲タコハイ駅の看板撤去が話題に
  • 抗議したNPO法人はASK(アスク)
  • NPO法人ASKが抗議した理由
  • タコハイ駅看板撤去に世間の反応は?
目次

京急蒲タコハイ駅の看板撤去が話題に

引用:Yahoo!ニュース

サントリーのタコハイと京浜急行電鉄がコラボした企画にNOP法人ASKが抗議をして、看板などが撤去されるという事態になりました。

この企画はサントリーと京急電鉄そして大田区商店街連合会がコラボして5月18日~6月16日の期間中に駅周辺エリアで色々なタコハイ企画が展開されています。

京急蒲田駅がなんと「京急蒲タコハイ駅」に変わって、構内や周辺の装飾がタコハイ仕様になっています。

タコハイ駅は利用者からもおもしろい企画だと好評だったのですが、そこへNPO法人ASKからの抗議で一部の看板など特別装飾の期間は短縮され縮小されることとなりました。

(装飾を取り外したのは)事実です。駅看板特別装飾の期間を短縮し、駅構内に掲出する予定だった広告を縮小しました。具体的な掲出場所、その他の対応に関しては回答を差し控えさせていただきます。また、ご指摘を受けて、『京急蒲タコハイ駅酒場』の6月の実施に関しては関係者間で検討を続けております

引用:Yahoo!ニュース(サントリー広報部の担当者)

サントリーは業界の自主基準などに則り

  • 20歳未満飲酒
  • 飲酒運転
  • 妊娠中授乳期の方の飲酒
  • 多量飲酒等の不適切な飲酒防止に努める
  • お酒を控えている方、お酒が飲めない方への配慮

以上のことを考慮した上で酒類販促活動を実施している。

今回のタコハイ駅も同様に販促活動を行っていたのですが、NPO法人ASKの抗議に対し「真摯に受け止め対応していきます」という対応になり、看板撤去などの処置がなされたのでした。

抗議したNPO法人はASK(アスク)

引用:NOP法人ASKホームページ

今回のこのサントリーと京急電鉄そして大田区商店街連合会がコラボしたタコハイ駅企画に抗議したのは

NPO法人はASK(アスク)です。

ASKは、最初は任意の市民団体として誕生しましたが、2000年にNPOとして認可されています。

以下の活動を行っています。

  • アルコールをはじめとする依存性薬物の問題
    予防・早期に発見・治療・支援・回復を応援する社会づくりを目指して活動
  • インターネット依存・ゲーム依存・ギャンブル依存などの予防
  • 飲酒運転防止インストラクター養成講座
  • 依存症予防教育アドバイザー養成講座

以上のような活動などを行っているようです。

過去NPO法人が行った具体的な活動

  • オンラインカジノの規制を求める要望を提出
  • 国税庁に『サケビバ!日本産酒類の発展・振興を考えるビジネスコンテスト』の中止を求める緊急要望書を提出
  • シトラム社に交通広告の自粛を求める要望書の提出

NPO法人ASKが抗議した理由

NPO法人ASKの事業部「アスク・ヒューマン・ケア(AHC)」のX(Twitter)でもこのタコハイ駅企画の中止を求める申し入れ書を送ったことを報告しています。

申入書はNOP法人ASKのホームページにも掲載されています。

主に二つのカテゴリで記載されていますが以下のような内容になっています。

理由①アルコールの特性

アルコールは発がん性など体に様々な悪影響を与えるリスクがある
日本「アルコール健康障害対策基本法」が施行
厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」公表
WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」を出している

これらを踏まえたら「今回のようなマーケティング手法をとることに愕然としています。」とNPO法人ASKは抗議しています。

理由②酒類マーケティング

サントリーも加盟しているビール酒造組合に「交通広告の全面自粛を含む抜本的な対策を求める要望書」を提出済みだが、それを理解せず今回のマーケティグが行われているというのが主張のようです。

以前に提出した「交通広告の全面自粛を含む抜本的な対策を求める要望書」

  • 駅・電車は公共性が強い場
  • 乗客も20歳未満の青少年・ドクターストップで禁酒・断酒中・飲めない体質の人などがいる
  • 早朝からの通勤・通学や、勤務中の移動時に酒類広告はなじまない
  • 意図せず目に飛び込む「強制視認性」
  • 健康問題・社会問題を引き起こす側面をもち年齢規制もある酒類の広告にはふさわしくない

この要望書を以前に提出しているのと同じ内容で今回抗議をしていますが

駅の呼称を期間限定で「京急蒲タコハイ駅」とし駅空間をその仕様に変更するなど、公共性を完全に無視した愚行です。絶対にやるべきではありません。

引用:NPO法人ASKホームページ

更に「京急蒲タコハイ駅酒場」で酔った人が現るのではと危惧しており、乗客の安全を最優先に求めていました。

タコハイ駅看板撤去に世間の反応は?

タコハイ駅看板撤去に世間の反応はどうだったのでしょう。

賛成派と反対派の意見として両方を調査しました。

賛成派の意見

タコハイ駅看板撤去に世間の反応・賛成派の意見をご紹介していきます。

確かにアルコール依存症の方の中には今回のタコハイ駅企画が辛いと思われる人もいたのかもしれません。

多様な人が駅を使うのですから、横断幕のように掲げられた大きな広告や通路に何個も連続して並ぶ広告など人が苦しむような広告は行うべきではないという意見もありました。

反対派の意見

タコハイ駅看板撤去に世間の反応・反対派の意見をいくつかご紹介していきます。

NPO法人ASKの実績づくり

NPO法人ASKが会員に見せるための抗議活動でしかないという意見もありました。

実際どうなのかは分かりませんが、これに抗議するくらいなら実際に依存症に悩む人や家族のサポートに力を入れて欲しいという意見もありました。

クレーム入れたのはNPO法人は補助金や実績づくりのためというNPO法人に対しての意見もありました。

今回の抗議の内容が依存症の人などへの刺激になるというが、街中にはここに限らずお酒の看板だらけなのにこの企画がダメなのかどうせ実績づくりなんだろうという声もありました。

街の活性化にもつながっている

今回のこのタコハイ駅企画は街の商店街とも協力し町おこしのように街の活性化にもつながるものでした。

それをこのような抗議で企画が縮小されるのはどうなのかと疑問に感じた人も多かったです。

都内でも有名な飲み屋街にある駅がサントリーとコラボして街を盛り上げようとしてるのが素敵な企画だと感じてる人もいて、今回のタコハイ駅企画は街の活性化に貢献してると評価してる人も多くいました。

酒類の広告がダメというのは

駅などは公共の場だから酒類の広告がいけないというのはどうなんだという意見もかなり多かったです。

アルコール依存症の母を持つ人のコメントでは「アル中の人間は広告に左右されず飲みたいって思う性質」とありましたが、依存症の人の目に触れないようにするのでしたら街中の広告に対しての抗議が必要になります。

しかも、駅という公共の場で「京急蒲タコハイ駅」がいけないなら、実際に駅名として存在している「恵比寿駅」や、北海道の「サッポロビール庭園駅」はどうなんだという意見もありました。

そのほか、公共の交通機関とはいえサントリーも京急も民間の会社で公共団体ではないので、NPO法人ASKが抗議することに違和感を感じる人もいました。

まとめ

タコハイ駅のNPO法人はASK!抗議した理由は?世間の反応もまとめてみました。

要点おさらい

  • 京急蒲タコハイ駅の看板撤去がなぜ撤去になったのかで話題になった
  • 抗議したNPO法人はASK(アスク)はアルコール依存や薬物依存問題で活動してる団体
  • NPO法人ASKが抗議した理由は、駅や構内は公共の場でアルコール依存や未成年、飲めない人などもいるので酒のコラボ企画を中止して欲しいと抗議
  • タコハイ駅看板撤去に世間の反応
    アルコール依存症の人もいるのでやめた方が良い
    NOP法人の実績づくり
    街の活性化につながっているetc…
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