5月12日に北海道や福井県でオーロラが観測されました。
基本的に日本ではオーロラは見ることはできず、今回も稀なケースだと言えるでしょう。
「どうしてオーロラが見えたの？」という声も多く聞こえてきます。
そこで今回はなぜオーロラが見えたのかについて調べていきたいと思います！
この記事でわかること
- 太陽フレアとオーロラの関係性
- 日本でもオーロラが見れるのはなぜ？
- 日本でも2025年までオーロラが見れる？
太陽フレアとオーロラの関係性
まず太陽フレアとは、太陽の表面で起こる爆発現象のことです。
太陽フレアは別名太陽爆発とも言われています。
オーロラはどのようにして発生するのでしょうか。
詳しくみていきたいと思います！
なぜオーロラは光るのか
オーロラのものになっているのは、太陽風です。
太陽活動が活発な時期ほど太陽風が現れ、両極の地球の磁場に引き寄せ得られます。
これによって北極や南極でオーロラが観測されます。
なぜ磁極に引き寄せられるのか
太陽風はプラズマとも呼ばれています。
この電気を帯びた物質のことを、プラズマと言います。
プラズマは電気を帯びているため、地球の磁場である北極や南極に引き寄せられます。
太陽フレアとオーロラの関係
太陽フレアによって多くの太陽風が吹き出ます。
それによってオーロラが光りだします。
オーロラが光るためには太陽風が必要不可欠です。
太陽活動が活発になると、太陽フレアが頻繁に起こります。
それによって太陽風が吹き出し、オーロラが各地で観測されるようになります。
オーロラが発生するためには、活発な太陽活動が必要不可欠ということができるでしょう。
日本でもオーロラが見れるのはなぜ？
今回日本でもオーロラが観測されたのは、太陽フレアが起こったからだと言われています。
最大クラスの太陽フレアが8日から11日にかけて連続して発生した影響で、11日夜、北海道や東北、本州の日本海側を中心に、広い範囲でオーロラとみられる現象が観測された。
Yahoo!ニュース
過去にオーロラが観測された際にも、太陽フレアが起こったとされています。
日本でオーロラが観測される際には、やはり太陽フレアが起こらないとオーロラは観測されません。
また緯度が高いとオーロラは観測されやすいです。
日本は緯度が低いため、太陽フレアが起こった時のみオーロラが出現します。
そのため普段はオーロラが観測されないのです。
太陽フレア以外の理由
現在、太陽フレア以外の理由は考えついていません。
過去に日本国内でオーロラが観測された際も、太陽フレアが原因とされています。
緯度が低く、オーロラが観測されにくい国ですので太陽フレア以外の原因が見つかっていません。
過去にも太陽フレアの影響でオーロラが観測
太陽フレアの影響力は強く、過去にも日本国内でオーロラが観測されたことがあります。
明治以降になると、低緯度オーロラは「極光」または「オーロラ」として記録されるようになります。約１１年ごとに訪れる太陽活動の極大期に前後して、主に北海道地方を中心に見られたことが記録されています。
毎日新聞
やはり太陽活動が盛んな時期にオーロラは出現するようです。
太陽活動は11年周期で活動しており、日本国内でも11年周期に合わせてオーロラが出現しているようです。
日本ではオーロラは観測されないと思っていましたが、そんなことはないようです。
明治時代前後からオーロラは観測され続けています。
太陽活動によって日本でもオーロラをみることはできます！
日本でも2025年までオーロラが見れる？
2025年にも日本でオーロラは観測されると予想されています。
太陽活動が活発になっている2024年ですが、これは上り坂の途中と言っても過言ではありません。
太陽活動のピークが2025年と言われています。
2025年ぐらいに太陽活動のピークが来るだろうと言われていて、今はその上り坂です。
FNNニュース
そのため2025年まで太陽フレアが活発に起こり、日本国内でもオーロラが観測されると言われています。
基本的に日本で見ることのできないオーロラが見ることができるなんて、嬉しいですよね！
今回観測されたのは、北海道や福井県でした。
2025年も同じ場所でオーロラを観測できる可能性がとても高いです。
オーロラが観測されそうなときはニュースになると思うので、見たい方はニュースをチェックするようにしましょう！
まとめ
今回はオーロラについて調べていきました。
- オーロラには太陽風が必要
- 太陽フレアが起きたことによって、様々なところでオーロラが観測された
- 太陽活動は2025年をピークに活動している
- 2025年まで日本国内でオーロラを観測できる可能性がある
まだまだ日本国内でオーロラが観測される可能性があります。
気になる方はニュースをチェックしておきましょう！
