「兵庫県庁の牛タン倶楽部とは何?」「メンバーは誰?7人?」と最近話題に上がっている牛タン倶楽部について気になっている方も多いでしょう。
元西播磨県民局A氏の告発で兵庫県知事やその側近たちについて連日報道がありますが、今回はこの兵庫県庁の牛タン倶楽部について徹底調査していきたいと思います。
牛タン倶楽部のメンバーは誰なのか?名前の由来も含めて明らかにしていきます。
ざっくり言うと
- 斉藤知事とその側近たち4名の事を陰て「牛タン倶楽部」と呼ばれている
- 牛タン倶楽部のメンバーは、斉藤知事、片山副知事、井ノ本知明総務部長、原田剛治産業労働部長、小橋浩一理事
- 牛タン倶楽部のメンバーは維新の県議会議員の二人も加えて7人とも言われている
- 牛タン倶楽部に関する文春の報道内容
兵庫県庁の牛タン倶楽部とは
兵庫県庁の牛タン倶楽部とは一体どういうものなのか名前の由来やその活動内容など気になるところを調査・ご紹介していきます。
・名前の由来
兵庫県庁の牛タン倶楽部の名前の由来はどのようなものなのか?
普通で言えば牛タンを楽しむ会のような感じもしますが・・・
斉藤知事が以前総務官僚として宮城県に出向してた時のことです。
東日本大震災の復興支援で兵庫県から職員が派遣されていましたが、その時の4人組と斉藤知事が仲良くなり仙台でよくつるんでいたそうです。
「牛タン倶楽部」は、そのメンバーの事をあまりよく思っていない人たちが名付けて読んでいたと言うことのようだね
「この“4人組”は、みんなもともと人事課出身。2013~16年に当時総務官僚だった斎藤知事が宮城県に出向していたころ、東日本大震災の復興関連で、兵庫県も職員を派遣することが多かった。するとこの4人組と斎藤知事は仲良くなり、いつも仙台でつるんでいた。兵庫県庁では知事以下5人を『牛タン倶楽部』と陰で呼んでいます」(県職員)
引用:文春オンライン
・活動内容
まぁ仲良しでつるんでいたという事なので、実際に牛タンを食べに行ったりしてたというのはあるかもしれませんね〜。
2021年の兵庫知事選に出馬した斎藤知事ですが、その際にこの牛タン倶楽部のメンバーはかなり一生懸命選挙活動を応援していたようです。
自死されてしまった元西播磨県民局長は告発文書で公職選挙法違反の疑いがあると指摘もされています。
牛タン倶楽部の選挙活動は、公職選挙法の違反の疑いがあったのか!?
しかし、斉藤知事をたててるように見せかけて実は権力を手に入れていたのは知事以外の牛タン倶楽部のメンバーだったという声もあります。
表向きは維新が兵庫県政を手中に収めたように見えましたが、兵庫の事情に疎い40代の知事を担いだ4人組こそが勝者でした。就任直後から斎藤知事を外部から遮断して人との接触を避けさせ、知事の人脈はほとんど広がっていない。知事の軽さを利用して4人組が権勢を誇ってきたのがこの3年間です。
引用:集英社オンライン
牛タン倶楽部の活動として以下のような活動が常時行われてきた可能性があります。
牛タン倶楽部の活動
- 自分たちに有利になるような人事を行う
- 知事に近い立場を利用して、重要な政策決定にかなりの強い影響力を持つ
- 贈答品などのを受け取るなどの利権を得る
- 内部告発や反対派の意見なども押さえ込む
- 分たちに不利になることを隠すなどの情報操作も行なう
牛タン倶楽部のメンバーは誰?
牛タン倶楽部のメンバーは一体誰なのか?次にメンバーが気になりますよね。
本人たちが自分たちが牛タン倶楽部などという名前で呼ばれているなんて思ってもいなかったと思いますが、一人ずつご紹介していきますね。
牛タン倶楽部のメンバーは誰①斎藤知事
知事のパワハラなど告発文書を出したことで懲戒処分を受けて元西播磨県民局A氏が自死してしまいましたが、それに対し斉藤知事は以下のように発言されています。
- 嘘八百と記者会見にて発言
- 文書を作って流す行為は公務員として失格
- 被害届や告訴を含めて法的手続きを進めている
- 県は元局長を停職3カ月の処分
処分まで行なっていたのですが、元西播磨県民局A氏に対して事情聴取を行なっていなかった疑いがあります。
本人からの聞き取りもなしに事が進められ、完全に元西播磨県民局長を追い詰めていった感があると感じるかたは多いです。
牛タン倶楽部のメンバーは誰②片山副知事
片山副知事は、元西播磨県民局A氏の使っていたパソコンを押収して告発文書のデータなどを発見しています。
この際に元西播磨県民局A氏のプライベートな私的なデータなどもプリントアウトされ後に第三者に見せるという行為につながります。
元西播磨県民局の事情聴取の件も本人は3月末までなかったと言われているが、片山副知事は辞任の記者会見の場で3月25日に元西播磨県民局A氏への事情聴取を行なっていると話してます。
また、片山副知事は自分が辞職するから百条委員会だけはつくらないでくれという内容の事を県議団に話しているという情報も出回っています。
また、この自分の辞職をかけて百条を設置しないでほしいというのは実は知事からの指示だったと片山副知事がお話しされているという情報(↑動画)もありました。
この話が本当だとすれば、知事か副知事どちらかが嘘をついているという事でこれまた大問題となるでしょう。
牛タン倶楽部のメンバーは誰③県職員の総務部長
スポーツ連携協定を結んだ会社から50万相当のロードバイクを見返りに知事へ贈呈されたが、贈収賄にならないように小細工したのが井ノ本知明総務部長と告発されています。
また井ノ本知明総務部長は、元西播磨県民局A氏のパソコン内に入っていた私的なプライベートな情報を含め2つのリングファイルに入れて持ち歩いていたと言われています。
そしてその文章を、県職員や県議らに見せてまわっていたと県の職員が話をされています。
牛タン倶楽部のメンバーは誰④県職員の産業労働部長
牛タン倶楽部のメンバーの四人目は
斉藤知事が高級コーヒーメーカーの受け取りの辞退としたが、実際は秘書課に送っておけと指示し原田剛治産業労働部長が受け取ったという事実があります。
たしかに、コーヒーメーカーは知事用にもらいました
返却するつもりだった
宛先は私にしましたが、庁内ならどこでもよかったのです。ただ、決して知事が欲しいといったわけではなく、私が先走って先方に話をしてしまい、受け取ることになってしまいました。返却しようとしたのですが遅れてしまい、処分を受けました。それだけです
引用:Yahoo!ニュース
本人が高級コーヒーメーカーを受け取った事実を認めています。
ある県職員は高級コーヒーメーカーは倉庫にしまったと言ってるが、知事の部屋でそっくりなものを見たと話してます。
こちらは収賄罪の可能性も出てくると言われています。
牛タン倶楽部のメンバーは誰⑤県職員の若者・Z世代応援等調整担当理事
牛タン倶楽部のメンバーの五人目は
若者・Z世代応援等調整担当理事の小橋浩一は、2022年の時点ではまだ新県政推進室長兼総務部長という役職でした。
しかし、告発文書によると斉藤知事の知事選選挙の選挙活動のサポートを精力的に行いその功績を認めて異例のスピード出世を果たしたようです。
牛タン倶楽部のメンバーは7人?
牛タン倶楽部のメンバーは知事の他に4人ではなく7人なの?と「牛タン倶楽部 7人」でGoogleなどで検索されています。
牛タン倶楽部のメンバーはあくまでも斉藤知事・片山副知事・井ノ本総務部長・原田産業労働部長・小林理事なのでメンバーの人数的には7人ではありません。
しかしなぜ7人と言われているのか?一体その人物は誰なのかも含めてその理由を徹底調査していきます。
牛タン倶楽部のメンバーは7人?①残りの二人は誰?
牛タン倶楽部のメンバーは7人なのかと話題になっていますが、残りの二人は一体誰の事を言ってるのか気になりますよね。
牛タン倶楽部のメンバーは7人?と言われてるいたが残りの二人は
牛タン倶楽部のメンバーは7人?②百条委員会設置に反対の維新の会
百条委員会設置に反対したのは維新と公明が反対しました。
百条委員会の設置だけはやめてくれと片山副知事が言っていたというほど、牛タンクラブのメンバーにとっては百条委員会設置はしたくなかったはずです。
それに賛同していたのが維新でした。
牛タン倶楽部のメンバーは7人?と言われてるいたが残りの二人は実は
維新の会の門隆志県議会議員の投稿はかなりの長文ですが、維新としての考えが語られているのではないでしょうか。
投稿には、「県職員にしてみれば国会でいう証人喚問のようなものに呼ばれ証言するのは相当なストレスになります。」などと書かれています。
しかし、このコメント見た県の職員と言われる方の投稿には↓
この投稿に賛同されている県の職員をはじめ多くの方がいました。
この百条委員会設置に反対維新の会は、知事の擁護に回っているのではという声もあります。
斉藤知事は大阪以外で初めての維新の会系の知事だから、知事に対して辞職を求めるなどの強い表明などの対応はされていないとされています。
牛タン倶楽部のメンバーは7人?③関係のない資料の非開示に反対
牛タン倶楽部のメンバーは7人と言われてる残りの二人は、維新の会の増山誠と岸口みのるは百条委員会で
と最後まで主張していました。
本文章には、知事の好き嫌いに関する記述、片山副知事の家族や学生時代の学友など、個人を特定した上でのプライベートについての記述が散見される。当事者として(A氏は)、プライベートなことを取り上げながら、自らの調査結果についてはプライベートな問題だから公開してくれるなというのは、あまりにも都合のよい身勝手な倫理。プライバシーに関係しているかどうかについても、A氏の代理人が判断するのは不適切だ
引用:Yahoo!ニュース
維新の会の県議会議員の二人が最後までこの事案に関係のないプライベートな情報の非公開に反対し食い下がっていたそうです。
このプライベートな情報も含め全て公開することで、告発を握り潰すために元西播磨県民局A氏の信頼を損なわせる為に利用しようとしたのではと言われています。
事実はわからないが、なぜそこまで情報を公開させようとしたのか?
牛タン倶楽部に関する文春の報道内容
牛タン倶楽部について色々と調査してみましたが、文春の報道内容についてもご紹介していきます。
文春の報道内容
- 産業労働部長
「週刊文春さんだよね。いろんな情報もってはると思うんですけど、彼が自分の命を絶ってまで守りたいプライバシーって何なんでしょうね。なんか見せてもらってないんですか?」 - 若者・Z世代応援等調整担当理事
「(告発文に)書いていることは事実ではない。私自身はそう思ってます」 - 総務部長
私的な文章を県議に注進して回るなどした「事実はない」 - 片山副知事
A氏のプライバシーが流出している件について記者の質問に対し
「そういうのが出てるの?」
牛タン倶楽部の4人は告発に対しては一切事実ではないと考えられているようですね。
まとめ
兵庫県庁の牛タン倶楽部とは?メンバーは誰?7人?名前の由来もまとめてみました。
要点おさらい
- 斉藤知事他4名の事を兵庫県庁の人たちが「牛タン倶楽部」と呼んでいた
- 牛タン倶楽部のメンバーは斉藤知事・片山副知事・井ノ本総務部長・原田産業労働部長・小林理事
- 牛タン倶楽部のメンバーは、維新の会の増山と岸口県議もメンバーと思われている
- A氏のプライバシー流出の文春取材で「そういうの出てるの?」と牛タン倶楽部メンバーが答えている