6月13日、佐藤弘道さん(愛称:ひろみちお兄さん)が下半身付随で歩けない状態であることを告白し世間の注目を集めています。

体操のお兄さんで健康なイメージしかなかったから、病気の原因や復帰の可能性が気になるね・・。
今回は、佐藤弘道さんの下半身付随の原因や、今後の回復・復帰の可能性についてお伝えしていきます。
ざっくり言うと
- 6月2日に飛行機内で突然歩けなくなった
- 歩けなくなる前日まで元気な姿をインスタで投稿していた
- 下半身麻痺の原因は脊髄梗塞で有効な治療法がない
佐藤弘道の下半身不随はなぜ?いつから?
6月13日に所属事務所を通してコメントを発表した佐藤弘道さんですが、
- 6月2日に飛行機の中で体調を崩し歩けなくなった
- 病気の原因は脊髄梗塞
と明かしています。以下で詳しく解説していきます。
6月2日に機内で体調を崩し歩けなくなった
ひろみちお兄さんは6月2日に研修会場に向かう機内の中で突然体調を崩し、
そのまま下半身麻痺になり歩けなくなったそうです。
ひろみちお兄さんは下半身麻痺になる前日にインスタグラムで元気な姿を投稿していました。



歩けなくなったのは本当に突然の出来事だったんだね・・。
病気の原因は突発性の脊髄梗塞
佐藤弘道さんの病気が何か気になりますが、
脊髄梗塞による下半身麻痺と明かしています。
脊髄梗塞 背骨の中を通る脊髄に血液を供給する血管が詰まって発症。まひなどの症状、その進行や、ぼうこう直腸障害、自律神経障害などの症状をきたす。一般的には突然の背中の痛みから始まり、その後、両足に力が入らなくなるなどの症状が出ることが多いという。
引用元:日刊スポーツ

脳梗塞みたいな感じで、突然発症する病気なのかな・・。
脊髄梗塞の原因はいくつかあり、主に「外的な力によって動脈が損傷するケース」「突発的に発症するケース」「血栓症などその他ケース」があるようです。
脊髄梗塞の一般的な原因として、多くは外的な力によって動脈が損傷することで発症します。
引用元:ニューロテックメディカル
Robertsonらの報告によれば、脊髄梗塞患者115人の発症原因の内訳は大動脈手術に伴うものが45%、特発性が21%、大動脈瘤やアテローム血栓症が7%、大動脈解離が7%、血圧 低下に伴うものが7%、その他の原因が13%でした。
つまり、多くの場合は大動脈の手術の合併症として前脊髄動脈や後脊髄動脈が閉塞し、発症していることが分かります。
ひろみちお兄さんは機内で突然発症したため、21%の突発性の発症に該当します。
脊髄梗塞は珍しい病気
佐藤弘道さんが発症した脊髄梗塞はあまり聞きなれない病名ですが、
発症する人が年に数人程度の珍しい病気だそうです。
脊髄梗塞は、虚血といって脊髄に酸素をはこぶ血液がとだえてしまい、脊髄組織が酸素または栄養素不足で壊死や壊死に近い状態になることで起こる疾患です。非常にまれな疾患で、脳卒中の1/50から1/100の発症頻度とされており、1年で数人程度です。
引用元:NEXT STEPS
脊髄梗塞の治療法と復帰の可能性

佐藤弘道さんの病気『脊髄梗塞』の治療法や回復の可能性について調べてみました。
結論から言うと、
脊髄梗塞の治療法と回復の可能性
- 有効な治療方法はない
- 回復する可能性はほぼ無い
と言われています。
脊髄が背骨や靱帯など周りの組織から圧迫されているだけであれば、手術やリハビリテーションによってある程度まで回復することがありますが、一度傷んだ脊髄が完全に回復する可能性はほぼなく、また、これまで様々な薬物治療などが試されていますが、現時点で画期的な治療方法はありません。
引用元:さいたま赤十字病院

ひろみちお兄さんも、もし脊髄が傷んでしまっていたら治療が難しいみたいだね・・。
ひろみちお兄さんも「回復するか分からない」とコメント
佐藤弘道さんは直筆の文書で自身の病気と今後の治療について以下の通りコメントしています。
ひろみちお兄さんのコメント
- 今は全く歩けない状況
- 有効な治療法が無いことも知っている
- リハビリでどこまで回復するか分からないが復帰に向けて頑張りたい
実際の直筆コメントはこちらです。


復帰に向けて前向きにリハビリに取り組むって書いてあるね。大変だと思うけど回復してほしい・・。
下半身麻痺の程度によってはリハビリで早期に回復することもあるようですが、
ひろみちお兄さんは全く歩けない状態なので、リハビリは長期間になる可能性が高そうです・・!
まとめ
今回は佐藤弘道さんの下半身不随がなぜなのか、原因となった病気や治療方法、回復の可能性についてお伝えしました。
ざっくり言うと
- 6月2日に飛行機内で突然歩けなくなった
- 歩けなくなる前日まで元気な姿をインスタで投稿していた
- 原因は脊髄梗塞で有効な治療法がない
- ひろみちお兄さんは「回復するか分からないが復帰に向けてリハビリに取り組む」とコメント